こんばんわ。秀吉は俺の嫁、日選予選で惨敗したとんとろです。
とうとう明日から日選が始まりますね。大会参加者の皆さんは今頃明日に備えて寝ているのでしょうか。それともまだまだ調整を続けている頃でしょうか。
本当に直前の記事となりますが、日選で赤単を使う人の目に留まって、何かしらよい結果をもたらすかもしれないので、今回の予選から得た結論をここに記していきたいと思います。
今回負けた原因は大きく分けて三つ。
①黒をタッチしていたこと。
②メインに《カルガの竜王/Kargan Dragonlord(ROE)》を入れていたこと。
③《二股の稲妻/Forked Bolt(ROE)》を使用していたこと。
①について
《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》が無理だと思ったので、ずっと黒をタッチしてきていました。結果として得られたメリットは「悪斬をカード1枚で殺せる」「火歩きを殺せる」「ハンドがなくてもミシュランで殴れる」という3点でした。もちろんこれらのメリットはかなり大きいのですが、青いデッキが増加に伴って、《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》の使用率も上がっています。黒マナが出るランドはデッキに8枚しか入っていないので、引けないことも多々あります。また、たとえ引くことができたとしても、島に変わってしまうのです。こうなると、せっかくデッキに投入した黒いカードは永遠にハンドの中にとどまるゴミとかします。
また、タップインランドが増えることも相手を素早く殺すのにはかなりの痛手となります。今回のタップインランドの枚数は合計7枚。M10ランドも合わせると合計11枚です。M10ランド以外のタップインランドが多すぎるため、山がなくてM10ランドがタップイン、という涙目な状況もよくありました。こうなると、せっかく相手が無防備になってくれたのに、ボーライをプレイできない、ということになってしまいます。
②について
《カルガの竜王/Kargan Dragonlord(ROE)》はとても強いカードです。除去されなければ、相手を一瞬で殺してくれます。しかし、上にも書いたように青いデッキが増加しており、それに伴って新ジェイスの使用率もうなぎのぼりです。Lv4になった竜王で一発殴らせてもらっても、返しにジェイスでバウンスされる、なんてことはよくあること。そうなると、速効を持っていない竜王はジェイスによって封じられ、竜王で攻めるためにはジェイスを焼かなければならないという元も子もない話になってしまいます。
③について
《二股の稲妻/Forked Bolt(ROE)》は少し前までは強いカードでした。なぜならば、徴兵バントに有効なカードだからです。さらに言えば、焼く対象が3種類いたことです。《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》、《極楽鳥/Birds of Paradise(M10)》、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》という3種類のマナクリーチャーを焼くことによるテンポアドは赤単に勝利をもたらしてくれました。
では、現在流行っているキブラーバントに対してこのカードは効くのか、というと答えはノーです。キブラーバントにとって、序盤のマナクリーチャーを焼かれる、ということはさほど痛手とはなりません。このデッキにとってマナクリーチャーとは、《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》から2枚持ってきて復讐蔦を蘇生させるための道具にしか過ぎないのですから。
つまり、《二股の稲妻/Forked Bolt(ROE)》のような1発限りの除去ではなく、《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》のようなティムが正解。状況によって相手のパンチ力を抑えるために《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》を殺したり、《地獄の雷/Hell’s Thunder(ALA)》を通すために《極楽鳥/Birds of Paradise(M10)》を焼いたりと、《二股の稲妻/Forked Bolt(ROE)》よりも優秀な働きを見せてくれます。《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》や《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》といった、微妙にタフネスのある防御力の高いクリーチャーが多いキブラーバント相手では徴兵バントよりも長期戦となるので《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》をプレイする余裕があるのです。
それではみなさん、日選予選本番頑張ってください!
とうとう明日から日選が始まりますね。大会参加者の皆さんは今頃明日に備えて寝ているのでしょうか。それともまだまだ調整を続けている頃でしょうか。
本当に直前の記事となりますが、日選で赤単を使う人の目に留まって、何かしらよい結果をもたらすかもしれないので、今回の予選から得た結論をここに記していきたいと思います。
今回負けた原因は大きく分けて三つ。
①黒をタッチしていたこと。
②メインに《カルガの竜王/Kargan Dragonlord(ROE)》を入れていたこと。
③《二股の稲妻/Forked Bolt(ROE)》を使用していたこと。
①について
《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》が無理だと思ったので、ずっと黒をタッチしてきていました。結果として得られたメリットは「悪斬をカード1枚で殺せる」「火歩きを殺せる」「ハンドがなくてもミシュランで殴れる」という3点でした。もちろんこれらのメリットはかなり大きいのですが、青いデッキが増加に伴って、《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》の使用率も上がっています。黒マナが出るランドはデッキに8枚しか入っていないので、引けないことも多々あります。また、たとえ引くことができたとしても、島に変わってしまうのです。こうなると、せっかくデッキに投入した黒いカードは永遠にハンドの中にとどまるゴミとかします。
また、タップインランドが増えることも相手を素早く殺すのにはかなりの痛手となります。今回のタップインランドの枚数は合計7枚。M10ランドも合わせると合計11枚です。M10ランド以外のタップインランドが多すぎるため、山がなくてM10ランドがタップイン、という涙目な状況もよくありました。こうなると、せっかく相手が無防備になってくれたのに、ボーライをプレイできない、ということになってしまいます。
②について
《カルガの竜王/Kargan Dragonlord(ROE)》はとても強いカードです。除去されなければ、相手を一瞬で殺してくれます。しかし、上にも書いたように青いデッキが増加しており、それに伴って新ジェイスの使用率もうなぎのぼりです。Lv4になった竜王で一発殴らせてもらっても、返しにジェイスでバウンスされる、なんてことはよくあること。そうなると、速効を持っていない竜王はジェイスによって封じられ、竜王で攻めるためにはジェイスを焼かなければならないという元も子もない話になってしまいます。
③について
《二股の稲妻/Forked Bolt(ROE)》は少し前までは強いカードでした。なぜならば、徴兵バントに有効なカードだからです。さらに言えば、焼く対象が3種類いたことです。《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》、《極楽鳥/Birds of Paradise(M10)》、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》という3種類のマナクリーチャーを焼くことによるテンポアドは赤単に勝利をもたらしてくれました。
では、現在流行っているキブラーバントに対してこのカードは効くのか、というと答えはノーです。キブラーバントにとって、序盤のマナクリーチャーを焼かれる、ということはさほど痛手とはなりません。このデッキにとってマナクリーチャーとは、《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》から2枚持ってきて復讐蔦を蘇生させるための道具にしか過ぎないのですから。
つまり、《二股の稲妻/Forked Bolt(ROE)》のような1発限りの除去ではなく、《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》のようなティムが正解。状況によって相手のパンチ力を抑えるために《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》を殺したり、《地獄の雷/Hell’s Thunder(ALA)》を通すために《極楽鳥/Birds of Paradise(M10)》を焼いたりと、《二股の稲妻/Forked Bolt(ROE)》よりも優秀な働きを見せてくれます。《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》や《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》といった、微妙にタフネスのある防御力の高いクリーチャーが多いキブラーバント相手では徴兵バントよりも長期戦となるので《狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage(WWK)》をプレイする余裕があるのです。
それではみなさん、日選予選本番頑張ってください!
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